どこで使う?鉄ヤスリの活用方法について解説します!
鉄ヤスリの使いどころがわからない!
使うとなんだか傷がたくさん付いてしまう!
今回はそんな鉄ヤスリについてまとめました。
構造や使い方がちょっと分かると、完成度アップや時短に繋がります。
是非、ご参考にしてみてください。
鉄ヤスリとは
分厚い鉄でできていて硬い面でしなる事がないので、平らな面、エッジを出したり大きな面を削るのに使用されます。
プラモデルのゲート痕の処理やパーティングラインのバリ取りなどで作業効率が大幅にアップします。
オーロックスで販売している鉄ヤスリは
太さが違う【幅広】【細】
その中で目の粗さが【中目】【細目】【油目】と別れています。
[aurochs]極削り鉄 ヤスリ(幅広・細) 平形 単目 中目 細目 油目 金属やすり
[aurochs]極削り鉄 ヤスリ(幅広) 平形 単目 金属やすり3種セット
[aurochs]極削り鉄 ヤスリ(細) 平形 単目 金属やすり3種セット
単目とは
単目ヤスリとは1方向のみに等間隔の溝があり、表面がきれいに仕上がるのが特徴です。
削り方は、押すときにのみ力をいれるのがコツです。
引いた時には削れないのでゴシゴシと往復すると余計な傷がついてしまうので注意しましょう。
まっすぐ動かすと表面がきれいに仕上がり、斜めに動かすと切削量が多くなり粗削りに適しています。
ヤスリの番手とは
番手といわれる数字が小さいと目が粗く、数字が大きくなるにつれて目が細かくなっていきます。
オーロックスの鉄ヤスリは
中目(#300~400程度) 粗い
細目(#600~800程度) ↕
油目(#1000~1200程度) 細かい
の3種類になります
最初に粗い目で大まかに削っていき、段階的に目を細かくしていくことできれいな表面に仕上がります。
スポンジヤスリ、紙やすりとの違いとは
スポンジヤスリや紙やすりとの違いは、金属の板でできているため力をかけてもしなる事がありません。
指圧や形に追従することがないのでカチッとした綺麗な面を出すことができます。
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鉄ヤスリは固い広い面になっているので出っ張っているところをピンポイントで削ることができます。
スポンジヤスリでゲート痕を削ろうとすると…
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スポンジヤスリは表面が柔らかいので、常に形の表面に追従してしまいます。
更に押し当てる指や手の圧でも削れて行ってしまいます。
形を変えていくにはスポンジヤスリは向いていません。
紙ヤスリ(サンドペーパーとも呼ばれます)は汎用性が高く、木の板など硬い面に紙ヤスリを貼り付けることで、平らな面を削ることができます。
逆にアールの面などに鉄ヤスリを使うと削りすぎたりおかしな面ができて凸凹になってしまいます。
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形を変えずに表面の磨きをするにはスポンジヤスリを使用した方が良い場合もあります。
また鉄ヤスリは金属でできているので目が詰まっても歯ブラシなどで削りカスを取り除くことで、半永久的に使い続けることができますので、紙やすりなどよりもコストパフォーマンスに優れています。
まとめ
面を【作る】のが 鉄ヤスリ
面を【磨く】のが スポンジヤスリ
汎用性があるのが 紙ヤスリ
切削する【面】を意識すると、鉄ヤスリ、スポンジヤスリ、紙やすり どれを使ったらいいのかがなんとなく分かってきますね。